2008年05月01日

中村加代

 今日、久しぶりに家に早く帰ることができたので
サラリーマン金太郎〜激闘マネーウォーズ編〜
を読み返していたのですが、面白い話が載っていた
ので紹介しときます。




 主人公である矢島金太郎の後見人としてこれまで幾度も
金太郎の窮地を救ってきた超大金持ち・中村加代という
ばあさんが今回も登場していたのですが、この本では
ついにその中村のばあさんが莫大な資産を持っている理由
が明らかにされています。
  
    chara36.gif

 なんでも昭和15年日本がどんどん戦争への道を
歩んでいる時代、彼女の父親が近いうちに必ず
アメリカと戦争になり日本は負けると思い、
自分の財産をすべて処分しその金を米ドルに変え
壺の中に入れて家の裏山に埋めたらしい。予想通り
日本は戦争に敗れ、東京は焼け野原となり円は新札
へと切り替えられ何もかもがパーになったのだが、
裏山から掘り出したドルはとてつもなく価値を持ち
そのドルを持って焼け野原になった新宿・赤坂・
銀座・丸の内の土地を買い漁ったらしい。
 その後、買い漁った土地を担保に銀行から金を
借り、自分の土地にビルを建てまくり、借りた金は
40%で回り始めたらしい。その後、会社を
作り財産はすべて会社のものとし、その会社の
株を100%娘の中村加代の名義にし亡くなったらしい。
相続税はもちろんゼロ。バブルがはじけるまえは
総資産が15兆ほどあったらしい。
 
 いやあ漫画とはいえなかなか痛快な話だと
思いませんか。この話、厳密に言えば中村加代が
すごいのではなく親父さんがすごいのだが、戦後
財を成した人というのは、この親父さんのように
戦後〜高度経済成長期〜先進国へと昇っていく時流に
うまく乗ることができた人達だと思う。

 親父さんのような機転がなくても、
ソニー(6758)やホンダ(7267)、トヨタ(7203)etcを
購入後、あとは寝てれば莫大な財産を
築くことができた。

 私が好きなウォーレン・バフェットなんかも、
特別な投資テクニックがあるわけではなく、
アメリカの経済成長にうまく乗っかったってだけなん
ですよね。バリュー投資なんて言っているけど、ようは
ほったらかしていただけ。

 先のことは良く分からんが、今後高度経済成長
期と同じ角度で日本が成長していくことは、もう
ないだろうし我々投資家にとっては厳しい状況
が続いていくと思います。

 ただ一つだけ言えることは、どんな時代であれ
良いものは評価されるというシンプルな真理は変わらない。
中村加代の親父は、円より米ドルを選んだ。後に
東京の焼け野原を選んだ。バフェッとは当時ただの
零細企業に過ぎなかったコカ・コーラ、
アメリカン・エクスプレス、ジレットを選んだ。

 てなわけ、その良いものを選ぶべく
延びに延びていた「株銘柄選択16箇条」の一発目
を明日発表します。だから明日も見てください。


 

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posted by 所長 at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 錬金術師列伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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